現在22名で活動している「九谷の風」。今回選りすぐって4名の女性と3名の男性計7名での演奏でした。
オカリナは焼き物であるため、練習の際一年に何度も割らすこともあったとのこと。
それだけ繊細な楽器で、常日頃丁寧に扱って演奏されている様子がうかがえることができました。
秋というとこで、童謡「虫の声」から演奏が始まりました。澄んだ音は、この曲にぴったり。
その澄んだ音は、どんよりとした雨雲を吹き飛ばすかのようでした。
この後、「見上げてごらん夜の星を」や「津軽海峡冬景色」など、往年の方たちにはおなじみの歌謡曲も演奏され、とてもなじみ深い曲ばかりで演奏を聴いている人たちは一緒に口ずさんでいました。
最後に、童謡「ふるさと」と「夕焼けこやけ」が演奏され、その曲を聴いていると、口笛を吹いて畦道を歩いている風景が思い浮かぶような、とても懐かしさが漂う演奏でした。