夕暮れに鳴る乾いた三味線の音。一糸乱れぬ、とまではいかずとも、幾重にも重ねられたその音の迫力に圧倒され、聞いている人たちも身体が自然とリズムを刻んでいました。
津田流三絃会の津軽三味線メンバー中には中学生が2名参加していて、演奏中も指導を受けながら、音と共にその技術を学んでいました。
後半は日本の伝統歌謡である民謡が九谷陶芸村に響き、夕焼けに染まる空に民謡が溶け、時間と仕事を忘れて聞き入ってしまいしました。やはり生で聞く音や声のパワーはすごい。そして三味線と民謡の持つ力を身体で感じられたいい機会でした。